検索用:1984年、一九八四年
■2023年6月8日 7:03
今オーウェルの1984を初めて読んでて、世界観は面白いんだけど、主人公のオッサンの性欲がなんかねばねばしててキモくて疲れるよぉ…
主人公、男好きの女体好きのミソジニストじゃないですか!?
ここらへんは動物農場のほうがさっぱりしてたな
やはり寓話……!
去年青空文庫で文豪とか言われる系の作家の本をいくつか読んだ時も途中で無理になったんだけど、自分のこと「誰より色々考えて頑張って苦労してる一番可哀想で仕方ない被害者」みたいに思ってるオッサンらが、女性のことはそれ以下の扱いして憚らないのがマジでストレスなんだよな
人間扱いしてほしい
1984、ディストピア小説の名作らしいけどミソジニー描写が酷すぎて読むの脱落しそう
SF作品のこういうとこさぁ〜〜〜〜!!!(嫌)が詰まっている
精神がギリギリなので余計なところで1ミリもストレスを感じたくない
「1984はミソジニー小説です!」て世間がきちんと言ってくれてたら安心して読めるかも
1984、お、おもしろ〜〜〜!!!!という感情と、ミソジニーがよ〜〜〜!!!!!という感情が交互に襲い来るので変なふうに整ってしまう
なので自分の中のミソジニストな人格のボリュームを少し上げて後者の感情を無視して読む
これが《二重思考》ってことなの???(?)
■2023年6月9日 19:00
大奥と交互にちまちま読んでる1984
主人公が古道具屋の2階をヤリ部屋にしてもりもり元気が湧いてきたところなんだけど、ねばねばしていたのは単なる性欲じゃなくて、劣等感と加害欲と支配欲と蔑視感情の入り混じった性欲だったんだな……と思った
そんでもって今度は「っっっっぱ性欲で生きてる頭の軽い若い女には歴史の重みや政治の大切さなんかはわからんよな〜〜〜〜…!!」感がすごい漂ってるのでなんかもう笑ってしまう
『動物農場』の最初の方で、戦ってせっかく解放されたのにこれまでのような人間的なお洒落がしたいがためにまた人間の元に自分から行ってしまう若い馬の娘さん、動物達の全体主義的な空気よりも隷属というある種の共存を「自分のために」「自分の意思で選ぶ」ところが地味に好きなんだけど(ていうか動物農場の中で唯一好きかも)あれも作者的には「どれだけ大変な思いをして手に入れた自由なのかすら理解できない、政治のこととかな〜〜〜んもわかっとらん自分のお洒落のことしか頭にないバカな若い女」担当みたいな扱いだったのかもしれないなあ…
動物達の掟とかキツすぎてウザいし、そもそも自分には合ってないし、人間に使われるのもまあ嫌だけど、人間と一緒にいたら好きなお洒落できるし、天秤にかけたら人間達のところにいるほうがマシじゃん!て考えた上で一人だけさっさと動物農場を捨てるという行動に出てるの、その後ほかの動物達が考えることも学ぶこともせず唯々諾々と豚どもの奴隷になって死んだり弱ったりしていくことを思えば一番賢いまで無い……?
まあ自分勝手で利己的というのはそうなんですが………
大奥を読むことでバランスを取っていきましょう
■2023年6月25日 14:40
1984をチマチマ読んでるんだけど、ちょうどこの前Twitterで「”私の考えていたことを言語化してくれてありがとうございました”的なメッセージを貰うことがあるけれど…」という人達の話を見かけて色々と考えてたのを思い出した
手中の本は彼を虜にした。いや、安堵させた。知らぬことなど何も書かれていないともいえるが、それがまた心を惹き付ける。自分のちらばった思考をまとめることができるとするなら、この本はまさしく彼の代弁をしている。彼とよく似た精神の持ち主が生み出した本だが、遥かに力強く、ずっと筋道が立ち、恐怖に囚われてもいない。最高の本とはすでに知っていることを物語ってくれる本なのだ、と彼は確信した。
ジョージ・オーウェル著 『1984』(角川文庫) 263ページより
インターネットだけでなく、本にもこういうところがあるんだろうな…
もはや人間の特性というか
■2023年7月1日 23:10
ジョージ・オーウェルの1984をよ〜〜〜〜〜〜やく読了しました!!!!!!!
ハアハア大変だった……読むのすごい手こずっちゃった……
そしてすごい小説だった…
ジョージ・オーウェル『1984』(角川文庫)
https://amzn.asia/d/42aM2xM
読んでたのはこの2021年の角川文庫版なんだけど、訳者や解説などの後書きにかなり「これめっちゃ今の本邦でしょ……!!!!!」的な雰囲気があってウンウン…てなっちゃった
でも他の版もそういうかんじなのかな?
動物農場も豚どものあまりにも現政権すぎる描写に衝撃を受けて暫く引きずってしまい、感想らしい感想が結局まとめられなかったんだけど、1984もクソバカ独裁政権のディストピアがあまりにも愚か人類の共通仕草なので逆に諦めの気持ちみたいになってきてて、感想らしい感想が「読むのしんどくなるレベルでミソジニー小説だったな……」ぐらいしか無くなってしまった
あとウィンストンとオブライエンの拷問BLだったなあ……と強く思う
北村紗衣 著『お砂糖とスパイスと爆発的な何か: 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』
http://www.kankanbou.com/books/jinbun/jinbun/0365
お砂ス爆にも1984への言及あったんだ!
>”オーウェルの『一九八四年』は『われら』の影響を受けています。『われら』同様男性が語り手ですが、女性描写はむしろ後退しています。語り手ウィンストンの恋人ジュリアは、体制に従うふりをしつつ陰で反逆行為を行っている若い女性です。ウィンストンはジュリアに惹かれる一方、自分と対等の存在として敬意を持って扱うことをしていません。”
同じ章のここらへんは前に読んだ時にマーカーひいてたんだよな
>”ディストピア小説には全体主義や独裁などについては非常に鋭く切り込んでいるのに、性差別については鈍いとしか言えないようなものがけっこうあります。思想や表現の自由については敏感なのに、女性の自由には全然、関心がないのです。”
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