ラブセメタリー/木原音瀬 | 集英社 ― SHUEISHA ―
小児性愛者の話で同性愛者も登場するけど非BL作品。
続きから感想というか軽いメモ。
胸くそ悪い話をあまり情緒的だったり扇情的にせずきっちり胸くそ悪いものとして書いてくれる稀有な作家だな〜…。
SFマガジンBL特集に掲載されてた木原先生の『断』もホラーでめちゃめちゃ良かったし、オメガバースの『アオイトリ』も酷い話を酷い話として書いてる前半がすごく好きだったのでもっと色々読みたくなりました。
犯罪者の認知のゆがみの描写が怖すぎるんだけど、認知のゆがみを認知のゆがみとして描写してるので逆に安心して読めるんだよな。胸くそ悪いよ〜〜〜!!!
人間の多面性をいくつかの角度から書いていき、点と点が繋がったところ(あるいは繋がらない部分)がテーマに……、という構成も良かった。
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「小児性愛」という病――それは、愛ではない / 斉藤 章佳
これも読まないとな〜とは思ってるんだけど、しんどそうでなかなか着手できずにいる。
性的な情欲を行動に移した瞬間に被害者が存在してしまう人は自制が大変なんだろうな……と思うし(表出さえしなければそういう人もいるんだな程度の理解)仲間内のウケ狙い悪ふざけとかチキンレースでブレーキぶっ壊れてカジュアルに子どもに加害するやつらを小児性愛者と呼ぶのはやっぱ違うんだよな…。
未成年者は「消費したり搾取したり傷つけるのに最適な存在」なのではなく、「守られるべき未成熟な存在」というのがあんまり共通認識になってなさそうな世の中があまりにも最悪。
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