前回の記事の補足というか、自分用の色々メモ。
続きから。
アンドレアルフス(ラッシュ)の紹介文とキャラストあらすじ
キャラクター紹介より引用:
>メギドラルで培ったすべてを追放されることで失ってしまった彼は、ヴァイガルドで無気力になってしまった。それは主人公のおかげで力を取り戻した今も変わらない。メギドの頃はハルマゲドンに反対だったため、消極的ながらも、主人公に協力はする。その行為が昔の自分を取り戻したいという思いからの行動であるか否かは彼自身にもわからない。
キャラスト:
▼長いので折り畳んでいます▼
→Rアンドレアルフスのキャラスト
Cアンドレアルフスのキャラストを読んでからRアンドレアルフスのキャラストを読むと、これまで絡んできたマルコシアスは、名もなきモブの少女とほぼ代替可能な存在であり、逆にアリオクはアンドレアルフスにとって唯一無二、すなわち特別な存在であることがよくわかる。
アンドレアルフスの物語について
K.M.ワイランド (著),シカ・マッケンジー (翻訳)
『キャラクターからつくる物語創作再入門』
https://www.amazon.co.jp/dp/B08BR4PZLM/
この本によると
WANT→主人公がもっとも欲しいもの
嘘→物語スタート時点で主人公が信じていること
NEED→主人公にとって本当に必要なもの
とあります
〓〓以下引用(90ページ/245)〓〓
>見せかけの勝利をさせる
>気づきと決意のおかげで第二幕は大勝利で終わるかのように見えます。求め続けてきた「WANT」 にも手が届きそう。あとは、それを手に入れるだけです。
>それなのに、人物の心は晴れません。 「WANT」は目前にあり、ほしい気持ちも変わりません。なのに、何かがしっくりこないのです。
>ここで 「WANT」を求めれば、また「嘘」の奴隷に逆戻り。「NEED」を切り捨て、「真実」の声に耳を ふさがなくてはなりません。それでも、やっぱり手にいれるべき?だって、それは物語の最初から、 ずっと追い求めてきたものです。 しかも、それが今、手に入る寸前です。
>さあ、人物はどうするか。
>彼はそれを手に入れます。「NEED」 の邪魔にはならないだろう、「WANT」も「NEED」も手に入れて いいと自分に言い聞かせます。「嘘」と「真実」をうまく共存させることもできるはず。そして 「WANT」をつかみとり、勝負に勝つか、かなりいいところまで昇りつめます。
>ここでの満足は偽りのものでしかありません。それはプロットポイント3で明らかになります。 見せか けの勝利を得ようとした人物は、心の奥の「NEED」を犠牲にしたツケを払うことになるのです。
〓〓引用終わり〓〓
私は、アンドレアルフスの物語におけるプロットのミッドポイントはラッシュのキャラスト、マルコシアスのキャラスト、背中合わせ、保健教室イベントであり、「WANT」は「かつて失ってしまったメギドラル時代の強い戦士の自分を取り戻すこと」と仮定して読んできました。それは物語の「嘘」に当たります。何故ならこの場合の過去とは、懐かしんだり思いを馳せたり、後悔から勇気を奮い起こすための力にはなれど、決して未来たり得ないからこそ「輝かしい過去(→アンドレアルフスが求めているもの)」なのだと私は思うからです。
「今」に向き合わず「過去の栄光にしがみつく」ことは、作中、どんな形ででも一度は否定されるべきだったと考えます。
なので、アンドレアルフスの「NEED」は、これまでに描写されてきた少女やマルコシアスとの関わりのように、”すべてを失いヴィータに転生したことで無気力に苛まれつつも、目の前の誰かが危険に足を踏み込もうとしているなら、面倒くさがったり悪態をつきながらも思わず助けてしまう”的な部分が強化され、そこが「変化」の軸になるのかな!?と思い込んでいました。
が、どうやらアンドレアルフスというキャラクターのポイントは、ラッシュのキャラクター紹介文、栄光、復讐イベントにあり、そしてそれはこの本でいうところの「嘘」を強化し、最終的に「WANT」(追放されるよりもっと前の楽しかった過去)が「NEED」(アンドレアルフスにとって本当に手に入れるべきもの)だったらしく、カウンターのキャラストは「偽りの満足」を手に入れ、そこで終わってしまったので、構成にもモヤモヤしてしまいました。
リジェネレイトが、三幕構成の二幕目であるならこの後まだ大きな変化(NEED「真実」を手に入れること)に期待ができるんだけどソシャゲなのでウーーーン…てかんじですね。
アンドレアルフスが「今」を向いてる部分、アリオクと戦闘スタイルの似ているマルコシアス(転生後に親しくなった「今」を象徴する相手)に特訓をつけてくれるよう協力を仰ぐぐらい。
アリオクもアガシオンもアンドレアルフスもあの頃と姿かたちは変わってしまったけれど、新しい形でまた一緒に戦いたい。その想いから努力して、戦う力を手に入れる。それがアンドレアルフスの物語。
古参メンバーが、リアル年月で4年もの間、納得や満足の行かない日々を送っていたことにプレイヤーとしても疎外感や罪悪感なんかをおぼえてるのかもしれない。
私の知ってるアンドレアルフスは、アンドレアルフスにとってそんなに大切なものではなく、彼が求めるものはあくまでも過去に一緒に並んで戦うことが楽しかったメギド時代のアリオクとの日々で、それがアンドレアルフスにとっての真の栄光であり、遠い情景なので、今までアジトにいた昼行灯おじさんは本当に、本当に仕方無しに協力してくれてたんだな…。お人好しだもんな…。
愚痴というか
「NEED」に関してはもしかしたら今後メインストーリーで触れられるのかなあとも思うけど、なまじカウンターのユニット性能が破格なだけに、これを「嘘」扱いにして「ツケを払わせる」ことにするのはシナリオ的にも手遅れだし、商売的にも不誠実と思うし、これだけ大所帯になったゲームで一人ひとりのキャラクターを丁寧に描写するのは難しそう…なので、あんまり期待できない。
個人的に復讐イベントのコシチェイとカラダンダがかなり良かったので、同じイベントであそこらへんに因縁のあるアンドレアルフスのリジェネにもつい期待しちゃったんだよね。
あと私はジルベリのオタクなんだけど、Cベリト様のキャラストからギギガガス邪本イベントでベリト様とジルの冒険の物語がああいう形で閉じられたの、本当に奇跡だったんだなあ…と改めて思った。さらにBベリト様のキャラストでベリト様の人生は続くという新しい広がりを見せてて、よかった…。素敵な構成だった……。
ああいうのを期待していたし、アンドレアルフスというキャラクターはそういうことができるだけの力を持った素材だったと思うので、本当に残念だな……。
実在する障害や病状を揶揄する気持ちはまったく無いんですが、過去の栄光にすがりつく無気力おじさんの心の勃起不全を周りみんなで甲斐甲斐しくヨシヨシ持ち上げて、症状が改善に向かう話を善きものとして見せられるの、個人的にかなりキツかったんだな…(身も蓋も無い)
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