徒花異譚をクリアした感想

ノベルゲーム『徒花異譚』
https://adabanaitan.com/
Switchのセールで買った徒花異譚を読み終えましたよ!
絵本入り込み靴ネタ、好き(絵本入り込み靴ではないです)
以下ネタバレあり感想

テーマとお話とキャラクターの素直さがマッチしてて、若干の物足りなさはあるけれどストレートに「良かった……」と思える作品だった。プレイ時間は全部で4時間くらいかな。ノベルゲー、文章読みたくて基本的にボイス飛ばしちゃうんだよね…。

『ファンタジー要素アリの男女恋愛もの王道少女漫画(好き)』というかんじ。
主人公の白姫ちゃんは、おっとりタイプの健気ヒロインです。
めちゃくちゃ素直でわかりやすいお話なだけに、ネタバレがひとつも出来ないやつだなこれ…。丁寧に紡がれてるから雑に言及したくねえ…みたいな…… 黒筆ピも良かったです!
黒筆ピ、セコム野郎ではあるんだけど、過保護の塩梅がちょうど良くて「うーん、………カワイイ!💮」になっちゃうの、これ白姫ちゃんのキャラクターによるところも大きいよな〜。
『彼方から』のノリコとイザークみたいな見守りたさを刺激される二人でした。
基本的にセコム攻め様キャラクターとか報連相を怠るキャラクターに厳しい私が「フーン、じゃあ仕方ないね……💮」てなるぐらいには本編でツッコミが入ってるので、匙加減〜!
長編でこのノリが長引いたらイライラしてきたのかもしれない。

主役の二人が可愛すぎて途中から黒筆のこと黒筆ピとしか呼べなくなる(嘘、そんなことはない)し、応援したい気持ちがすごいんだけど、まあ私がハマるところといえば桃太郎さんみたいなポジションの奴なので、婚約者の人柄とか、白姫との関係性が(時代背景を推察しても)あまりにも優しくて前向きで、その健気さに「ハッ!?なんか好みの快活イケメン桃太郎キャラクターが急にポップしてきたと思ったら…すごい勢いで死んだ!!!」というかんじで、良かった(良かったの?)

いやー でも黒ピは本当に良いね…… ああいうポジションかつ、まっすぐで可愛げのある男キャラクターを愛でる気持ちで読めたのが久々な気がする。
おとひめさまもうりこ姫ちゃんも、みんな良かった。

冒頭とラストのシチュエーションもすごい好きなやつなんですよね。信頼できない語り手に委ねられているのはプレイヤーの選択肢という構造もゲームならではだし。
終わりのないソシャゲ地獄で疲弊しているオタクの心に、優しく達成感を与えてくれる良い作品でした。
絵がメチャクチャ最高~!音楽もよかった。

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