うたわれるものロストフラグ『遠き日のキネマトグラフ』
2022年8月1日(月)14:00 ~2022年8月31日(水)13:59
8月1日にアンジュ[橙の花炎]と季節限定灯幻鏡「夕影に染まりし君」だけひとまずゲットして、8日に分割されたストーリーが配信されてから一気に読みました。
このほうが精神に良い気がする。分割更新辞める気なさそうだし…。分割されてた部分までのところぶっちゃけあんまり面白くなかったから先に読んでたらまた「つまんないよ~~~!!!!」ってキレてたかも。
ムネチカさんも欲しいけどなあ…。
以下感想。
キネマイベント、アマ島イベントと同じくらい毒にも薬にもならないストーリーかつ登場キャラクターもみんな可愛くて良かったな。
キネマロマネも可愛くてすごく良いキャラクターだった。なんらかのヘキに特効が刺さったそうです。まさかこんなところでグロッサー(概念)が浴びれるとは…。
アンジュとムネチカさんの主従が好きなのでそのへんの満足度がかなり高い。
あとアルルゥとアンジュも可愛いコンビでよかったな〜!
流れ矢に当たるマツリ師匠も可愛すぎて降参した。
でも途中のホラーは怖くてヤダ〜!てなりました。
泳衣に理由付けしててウケたので泳ぐところ好き。いや無理あるだろ!!!
水着イベント4回目にしてようやく「泳衣って呼んでも…まあいいか……」と思えるような描写(ジュースプール)があったので辞書に登録するか〜…?てなってる。
でも町中や学校を水着で練り歩くのはやっぱ無理あるよ!!!!水着でチャーハン作るのも危険すぎる(チャーハン食べた時のリアクションは可愛くて良かった)
NPCもわりと良いキャラで楽しかった。
ぬいぐるみとムネチカさんも可愛かったな〜!
原作ではめちゃくちゃタブー感の強かった古代文明ネタ、ソシャゲではあんまり感じられないのでキネマの劇場も今後も本当に使用できるようになるのか…?な?
商売っ気を出すアンジュも、クロマを思い出すアンジュも良かった。
あとさあ、雷鳴といえば…!?でムネチカさんに名前出される(ていうか顔が空に浮かぶ)ミカヅチさんとか、アルルゥにモノマネされるミカヅチさんとかも地味に面白かったね。
「アクタ?」の雰囲気に気持ち悪くて嫌なセクシーさがあってよかったので、ここらへんを色々アレするようなエッチな本が出たらいいなあと思いました(※暈した単語→竿役)(最悪の感想?)
監査に来たナガくんが「アクタ(偽)」相手になんやかんやなるかんじの薄い本とか…こう………どうですか!?!?!?そんな事故起きるなら普通に閉鎖されるだろ!!!!
(エロ同人イベント発生装置にするなーッッッ!!!ハチ公みたいに健気なキネマたんが可哀想だろーッッッ!!!!でも脳内アンケート取られて自身も気づいていなかった欲望を眼前にし困惑するナガくんは見たいですよねえ!!!???)
ていうかもしかしてロボット達の中でもナトリがひときわ湿っぽいだけで、他はみんな結構のほほんとしてるのか…?と改めて思うキネマのキャラ造形だった。
水着姉上の鏡がすごく可愛いし、個人的には大したストレスもなく読めたイベストでした。
キネマロマネよかったから絵の鏡配布してくれるのも嬉しい。こういうのもっとやって。嘘…無理しないで…それより待つのでクオリティの高いストーリーのが嬉しい…(心がふたつある!!!!)
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■追記
面白かったので、もう少し感想を残しておこうかな。
知らなかったんだけど、今回のイベントの背景やBGMはアクアプラス(Leaf)の過去タイトルのものが使用されているそうです。
(クリスマスイベントといい、古参ユーザーへのサービスなのか、ある素材はせっかくだから使っちゃえ精神なのかはわからないし、そのこと自体は私自身、過去作への思い入れも知識もないので特に言うこともない)
イベント、『キネマトグラフ』とは言ってるけどこれめちゃくちゃ『ゲーム』体験の話なんですよね。
(nD上映の行き着く先はもしかしたらこういうことになるのかもしれないけど)
キネマロマネちゃんの運営する電脳世界は確かに『没入型映画体験』なのかもしれないけど、一本道のシナリオと少しのミニゲームが用意された自由度の低いADVゲームってかんじで、ガベージくんのやりたかった劇場はもう少しユーザーが自分達でプレイするタイプの難易度が高くて硬派なゲームってイメージ。
なので、最終的にガベージのやりたかったことにも寄り添って「体験型もやってくぞ〜!」みたいなオチになるのもめちゃくちゃ『ゲーム』の話をしているなーと思った。
その中で、不要情報とされたもの達が「自分達の存在を知ってほしかっただけ」というのが、またかなりメタ的なお話じゃないですか!?
ゲームに限らず創作って、1つのメインアイデアに1000も2000もアイデアを追加しまくって、そこからさらにせっかく必死で出したアイデアを間引く作業があり、最終的には洗練された3つくらいしか残らない…みたいなことになりがちなので(個人差があります)
ガベージくんは「世界を創造する過程で一度は生まれたけど、本筋には不要と判断されて取り除かれた情報」の擬人化なんですよね。
で、これって要するに『デフラグメーションされたロストフラグの世界』の話にもかかってるんじゃないか…?みたいな疑いがあります。
(しかしソシャゲの世界がデフラグ世界であるというのがすでに自分の中にだけある仮定なので、無理やりこじつけてるな〜という気もする)
たとえば、これまで作り手の頭の中にはあっただろうけど本編では匂わせ程度しか出番の無かったアレコレとか、まさにこれじゃないですか?
ガベージが、黒仮面の力が邪魔して唯一キネマの劇場に入れなかったアクタくんの姿を模していたことも、そう考えるとかなり示唆的。
黒仮面はメイン世界のものなので電脳世界にとっては異物なんだけど、アクタくん自体はどちらかというとガベージ(塵芥)なんだろうな…という見方もできる。
劇場に戻ってきて、電脳世界で手にしたはずのぬいぐるみがどこにもないことを理解したムネチカさんが「ああ…やはり…あれは間違いなくただの夢だったのだな…」と言います。
それでもキネマロマネがみんなを「楽しませようと頑張っていた」事実も、ガベージ達が「自分達が存在したことをただ知っていてほしかっただけ」と願った事実も、イベストを読んだプレイヤーはもう知っている。
その上で、今後キネマロマネの劇場は教団の管理下に置かれて権利と金銭の絡むシビアな運営がなされていくという。ソシャゲじゃん!!!
電脳世界はソシャゲというコンテンツであり、「作り手はユーザーが楽しんでくれるように日々精一杯頑張って運営してるんですよ…!!!」というメタ的な感情と、「ロストフラグの舞台は、原作世界では『不要』とされた情報達の行き着く泡沫の夢のような世界なんですよ」というなんらかのメッセージを勝手に受信してしまい、「そ、そんなこと言わずにロスフラも残る形で移植とかしてくれや!!!!!!」てなりました。
世界観ぶち壊されてるな〜!と思わなくもないんだけど、でもそのぶち壊し方からそういうメタ的な読みをするように誘導されてる気がするな〜!?というイベントストーリーで、そこらへんも面白かったと思う。
上手く行ってるかはさておき、ここまでソシャゲを続けてきた上で、「悪意をもって金儲けのためだけに過去作の世界観やキャラクターを毀損しようとしている」みたいな見方はさすがにもう私にはできないので(巧拙とか上手く行ってるかはさておき……)(ていうか一部実際に毀損されてるのは確かなので…)なんかこう、自分にとって良さげな距離感を今後も模索していきたいな。
そんなわけで、ソシャゲの世界とキャラクターも大切に扱ってくれたら嬉しいな……何回言わせるんだこれ…。
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関連:ロスフラ夏イベと本編における神様の代理人と夢の世界の話
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