関連:ロスフラ『遠き日のキネマトグラフ』イベント感想
失旗日記*白き同盟、黒き楔イベント
うたわれるもの、テーマというかモチーフのひとつに『孤独な神様』とか『淋しい神様』があるお話なのかな〜と思うんだけど、ウィツァルネミテアも帝も『壊れた神様』という部分が強めにあって、ロスフラは織代様が顕著だけど、神様(代理人)としてのアマちゃんもここに掛かってんのかな〜?と考える。
ロスフラ夏イベ一年目のシナリオを読んでないのでなんとも言えないけど、少なくともアマ島イベントにはうたわれのSF的な要素が多く含まれているように思える。
とりわけ私の心に強く響いたのが(ベタだけど)アマちゃんとサヨリの食事のエピソードで、「亜人が旧人類に好意を抱きやすい」ネタと似た部分が刺激された。
というのは、最初はサヨリを生かすために食べていたお肉が、それを続けるうちにアマちゃんにとって本当の好物になったという部分なんだけど、旧人類補正によってハクオロさんやハクやアクタくんを最初から好意的に見ている亜人達が、彼らと一緒に過ごすうちにその好意が血肉を得てゆき本当のものになっていくという話なんだよね。
ざっくり分類すると、運命とか作られた命とか元から備わっていた機能とか「定められたものに従っていたからこそ、その流れの中で真実の何かを見つけるに至った」話であり、その結果、幼年期の終わりを迎えたり、(キャッチコピーに嘘がなければ)運命に反旗を翻すわけで、原作の三部作はともかく、ソシャゲのコンセプト的には連続して読むと、なるほど…?てなる。
ロスフラの夏イベントはそういう…毒にも薬にもならない系の「これやる必要あった???」に見せかけて、実はロストフラグというソシャゲのコンセプトの話をストレートにやってるのかもしれない……?ので、一年目のやつも読むべきか〜〜〜…………と悩んでいる。
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これはメインストーリー7章31話の鴉親父とミズシマの会話




鴉「ミズシマ……お前は新世界を見たくはないか?」
ミズシマ「……! まさか、あれか……? キミが研究していた……」
鴉「そうだ、”人の卵”は……まだ、ここにある! 私は確信している!!」
鴉「卵を見つけ出し、孵化させるには、マスターキーが必要だ!」
教団(カラザ)の名前にもやっぱりこじつけがありそう。
カラザとは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B6-467358
>鳥類の卵黄の両端についているねじれた紐状のもの。たんぱく質でできていて、卵黄を卵白の中で一定の位置に保つ。
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「神は死んだ!」
> “「鳥は卵から無理に出ようとする。卵は世界だ。生まれようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ。鳥は神のもとへ飛んでゆく。その神は、名をアブラクサスという。」”
https://www.amazon.co.jp/dp/4102001026/
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』より
真理探究者であるディーくんの「D」はデミアンの「D」!?
初代(一応続編も)が幼年期の終わりだったので、次はこぼれた神様を掬うのかなあとか。
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> “「卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく。我らが雛で、卵は世界だ。世界の殻を破らねば、我らは生まれずに死んでいく。世界の殻を破壊せよ。世界を革命するために。」”
『少女革命ウテナ』より
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谷山浩子「卵」の歌詞 / 歌詞検索サービス 歌ネット
https://uta-net.com/song/317919/
めちゃくちゃウテナだな〜と思ってた曲にロスフラくんが接近してきた回

(スクリーンショットはキネマトグラフイベント)
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白黒イベントのアクタくんとトゥスクルちゃんのやり取り引用
トゥスクル「これは、私が失くしたかけらだ。私が失うべきかけらだ。
誰にも壊せない。ただここで、輝き続ける。
それはきっと、私が望んだ。私が、前に進むために。
たとえこの先、どんな道を歩いても……
私の幸せは、ここにある。
大事な友だちは、ずっとここにいてくれる。
ずっとここで、微笑んでいてくれる。
同じ夢を見ていてくれる。」
アクタ「(でもな、その行き先に待つものは……)」
〔中略〕
アクタ「トゥスクル、聞いてくれ、聞いてくれ!」
トゥスクル「もう、決めた」
アクタ「決めなくていい! お前だけで背負わなくていい!
お前だけが、辛い思いをすることはないんだ。
俺はお前にとって、別世界の存在かもしれない。だから全部戯言に聞こえるかもしれない。
だが、言わせてくれ。お願いだから言わせてくれ。
お前は必死で生きてきた。お前は酷い目に遭った、辛い思いをしすぎた。
だから、仲間と一緒にこの夢の世界に来たんだ。なあ、トゥスクル、これはご褒美なんだよ」
自分でも下手な方便だと判っている。それでも、言葉を並べ立てずにはいられない。
アクタ「俺だって迷い込んできたクチだ。最初は戸惑ったさ、正直、なんで俺がって思った。
だが、ここだって捨てたものじゃない。
ここだって、普通に暮らしている奴らがいる。助けを必要としている奴らが沢山いる。
だからな、トゥスクル……ここで皆と一緒に働こう。一緒にいよう。」
答えることなく、微笑みを返す。
幸せな夢を見ているように。
夢の中の存在が、夢から覚める者を引き留めている。
これほど無意味で、滑稽なことはない。
夢はいつか終わる。
目覚めれば、終わる。
だから知っている。
だからこそ、夢は尊いのだと。
夢ってソシャゲのメタファーか…?????????と思うと台無しになるけど、ここらへんのやり取りとか大好きなイベントです。
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ロスフラの夏イベに2連続「小さな世界を管理する神様の代理人」的なキャラクターが登場したのも、メインストーリーでいうところのそれぞれ織代ポジションなんだと思うので、マジでメインストーリーはちゃんとソシャゲのキャラクター達で上手いこといいかんじでやってほしいんだよな〜〜〜!
父権的なうたわれシリーズ世界において、「ウィツァルネミテアという神もオンヴィタイカヤンという神も存在しない、卵を思わせる小さな世界を統べる教団のトップは単為生殖の”壊れた(ように見える)”女性だった」め、メチャクチャ面白そうでは…!!?
ていうかそれこそ本編の不要データ廃棄場所とかモノメビシリーズの下準備場所というか踏み台みたいな扱い方で終わってほしくないんだよ〜〜〜!!!!!始めたからには綺麗に完結までするとこ見届けたいッッッ オタクのエゴ!!!!!!ロスフラくんへ!頑張ってください 早く楽にしてくれ!!
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ガベージコレクションとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
https://wa3.i-3-i.info/word1176.html
ガベージ、「塵芥」概念があからさますぎるんだよな…。
アクタの名前は「Actor」にも掛かるのでここもなんらかの仕掛けがありそう。
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