スペシャル番組 100分deフェミニズム論
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/2023special/
100分de名著のSP番組を見ました。
100分でやるには尺が足りないんだろうけど、インターセクショナリティの話は無かったし、自由意志のくだりとかにも危うさを感じつつ、総合的に見ればすごく良い企画だと思った。
でももっと色んなところで色んな角度や視点からちょくちょくいっぱいやってほしい。
一緒に見ていた人に『ホモソーシャル』を説明する際、鎌倉殿の平六の話をしていたら番組でも言われててめちゃウケてしまった。
他の人の感想なんかも見たいけど、ここらへんの話題は「女性差別に関しては真っ当なこと言いながら他の差別には加担している」系の人にぶち当たる確率が高くて心がしおしおになるから及び腰。
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でもこの内容ですら知る気持ちなんて無く、受け入れがたいまである層が存在しそうだし、ここらへんが限界なのかなあ……。
良い企画だったけど、どうしてもこぼれ落ちるものが沢山あって、そこらへんが浮き彫りになったこと自体にしんどさを感じてしまったのも確かだ。
「『男同士の絆』はフェミニズムというよりはジェンダー学(とりわけ男性学)の領分では?」というのはそうで、当事者がその場にいないのにそれを語ったのはホモソーシャルとミソジニーを説明するためではあるんだろうけど、そのわりにはシス男性以外のホモソーシャル的なものに関しては「富と権力が無いから」という理由で、まるで無いみたいな言われ方だったし、性別を問わず染み込んで内面化されたミソジニーが誰にでもあって、それも差別に繋がっている話とかももう少し突っ込んでほしかったな。
カットされた部分も見たかった。
結局、ある面ではマイノリティの人も、自分が他の面でマジョリティだった場合、別のマイノリティをいじめたり差別したくてしたくてたまらないのか人間は!?みたいなケースを沢山見てしまったので、やっぱりせめてインターセクショナリティの話をやってほしかったね…という感想に落ち着く。
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