2020年の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:8139ページ
最後までまともに読んだ本の冊数こうしてまとめて見ると少なくてびびる。漫画は含まれていません。印象的だった本を何冊か。めちゃくちゃネタバレします。
■宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)
著者:辻村 七子,雪広 うたこ
→https://xxngxx.site/memo/post-413/
■きらきらひかる (新潮文庫)
著者:江國 香織
→https://pspsps.hatenablog.jp/entry/2020/04/13/231852
■新書777ポリアモリー 複数の愛を生きる (平凡社新書)
著者:深海 菊絵
→「きらきらひかる」を読むきっかけになった本。たしか平凡社ライブラリーのセールで買った。
異性愛規範とモノガミーに対してムムム…という気持ちが強まるなどした。ポリアモリーの良いところだけでなく悪いところやままならないところ、理想の話なども色々。これを読んでから「3人で愛しあいましょ?」「STAR DRIVER 輝きのタクト」に対する読み方の解像度がちょっと上がった気がするし「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」や「絶対ハッピーエンドになる三角関係」をポリアモリー概念インストール済の状態で読み始めることが出来たため『コンパージョン』という言葉にたどり着いて私の好きなやつこれだ~~~!!!という発見が出来たのでとてもよかった。
■アオイトリ (ビーボーイノベルズ)
著者:木原 音瀬
→前半1章はセックスしたくない!子供なんて産みたくない!こんな性別は嫌だ!という心情とかオメガが置かれている社会的な状況とかも書かれててめちゃくちゃオメガバースの地獄に向き合ってる!てかんじでよかったんだけど結局後半でその地獄を受け入れて幸せになってしまうのがそっかぁ……て私はなってしまったんだけど現実の構造や読者層のことを考えるとやっぱこのラストになるんだろうな〜〜〜とも思う。
基本的に私は地獄を地獄として描いてくれなきゃ興奮出来ないタイプなので現代日本に近い舞台でオメガバースの地獄がほのぼのラブでコーティングされてるやつ読むとウソダッとなってしまう。現代日本における性別貧困障害など諸々の差別とスライドしても違和感の無い設定なのにその中で「これが幸せ♥」と描写されると欺瞞だ〜〜〜!!!!!形を変えた抑圧だ〜〜〜!!!現実の被差別者に観念を飲み込ませるための夢物語なんだ〜〜〜〜!!!!!みたいになってしまうというか……でも作中でキャラクターが幸せになっちゃヤダヤダというわけでもないし、真実の愛とかほのぼのラブとして読むのに私が向いてないだけです。アオイトリというよりオメガバースの話になった。
■持続可能な魂の利用 (単行本)
著者:松田 青子
→https://pspsps.hatenablog.jp/entry/2020/06/09/235710
■暗いところで待ち合わせ
著者:乙一
設定とかに無理が無くもないけど乙一作品なので飲み込むことにして楽しく読んだ。中途視覚障害者の女性が一人で暮らしている家に隠れる逃亡中の殺人事件容疑者の男性。繊細で孤独な心をえがいた乙一小説が好きなのでそのへんが特に良かった。事件のオチも普通に納得いった。幼なじみとのやり取りはまあ……。
■羆嵐(新潮文庫)
著者:吉村昭
ずっと読みたかったやつ。めちゃくちゃめちゃくちゃ面白かった!!とにかく読ませる文章ですごいグイグイ引き込まれてしまった。
ヒグマこわ〜!!!猟師すご〜〜〜!!!嫌われ者の銀四郎が羆を倒した後また嫌われ者になるところウグーッてなったけどわかりみもあって人間……となった。よかった。ゴールデンカムイみたいな絵柄で脳内再生された。大変楽しい読書体験だった。
■フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)
著者:シェリー
→https://pspsps.hatenablog.jp/entry/2020/08/05/220828
■批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)
著者:廣野 由美子
→2020年にもなって初めて読んだフランケンシュタインがあまりにも面白すぎたのでフランケンシュタインの話を誰かしてくれ〜〜〜!!!!という気持ちが高まって読んだ。すっごく面白かったし勉強にもなった。私も色んな視点や観点からたくさんの物語を読みたいな〜!と思いました。
■ポルノスター・シネマトグラフ (イマジンブックス)
著者:あかつき雨垂
→キンリミ読み放題に加入してBL小説乱読チャレンジしてた時に読んで一番好みで面白かった本!
表紙に惹かれて手に取ったので攻め受けもあらすじも何も確認せずに読み始めたら非処女攻めリバおくすりモブレありだったのでヤッター!!ヤッター!!!てなりました。モブ(厳密にはモブではない)に脅迫レイプされる攻めが読めて大変嬉しかった。ありがとう…。ちゃんと買いました。本筋も丁寧でよかった。幸せになってほしい。
■花園に来たる嵐
著者:夢見 絵空
→https://pspsps.hatenablog.jp/entry/2020/09/16/002602
■Vチューバーだけど、百合営業したらドハマリした件 (みかみてれん文庫)
著者:みかみてれん
→これも乱読百合チャレのひとつ。成人が未成年に手を出すので倫理観……!!!となったけど読みやすくて最後まで楽しく読んでしまった。ゲームのくだりとかも面白かったし可愛かったな…キャラクターが……。
■ババヤガの夜
著者:王谷晶
→ユリイカの寄稿が面白かったので気になってたんだけど面白かった。寝る前にちょっとだけ読むつもりがお話の勢いに乗せられてついつい最後まで読んでしまった。カーッやられた〜!てなる部分が大変よかった。私はヤクザものがあんまり得意じゃないからあらすじ見てびびってたけどあんまストレスなく読めたな。多分シスターフッド小説というやつ。何言ってもネタバレになるけど私はこれかなり好き!やられた〜!よかった…。良かった…!!
■熱源 (文春e-book)
著者:川越 宗一
→https://xxngxx.site/memo/post-408/
■LGBTを読みとく ─クィア・スタディーズ入門 (ちくま新書)
著者:森山 至貴
→ものすごく勉強になる。2020年現在この本を読んでると読んでないのでは共有できる世界自体が大きく変わってきそう。6月に買ってあったんだから私ももっと早く読めばよかったな…勉強しよう…。一回読んだだけでは理解できなかったところも結構あるので何回か読み返したい。
同じ著者の『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』も買って読んでるところ。こちらも大変良い本です。
■18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)
著者:福井 健策
→ちょっと古い情報も多いけど(2014年の本だった)著作権についてざっくり駆け足でわかりやすく説明してくれててよかった。こうしてみると当時より二次創作ガイドライン出してくれる公式が増えてくれたの有り難いよなあ…。
ミッフィーちゃんの話そういえば結果だけ当時ニュースで見たな!?と読んでるうちに思い出したんだけど模擬裁判の論点争いとかどちらの言い分も興味深くてフンフンなるほど!?たしかに!?これはどうなの!?てなってなんか白熱しちゃった。
どこまで似れば盗作なのか ~だってウサギなんだから
https://japan.cnet.com/amp/article/35049667/?__twitter_impression=true
これが本の元の連載のやつかな?
著作権、ソシャゲとか本の引用のあれこれとか創作、二次創作についてとか改めてきちんと知っとこ!て思って読んだけど他にも色々なるほど勉強になってよかった。ちょっと情報古いから実際活用するには新しい情報に当たらないとかもだけどそれ以前に知らないことも結構あったので。
あと「JASRACのことをカスラックとか言うのは、一所懸命働いてる人のことをそんなふうに呼ぶのは好きじゃないです(それはそれとしてやりすぎな部分がないとは言ってない)」みたいな話とかもあってよかった。個人的にマスゴミとかいう呼び方も嫌いなので(それはそれとして批判もする)
■小説 仮面ライダー電王 デネブ勧進帳 (講談社キャラクター文庫)
著者:白倉 伸一郎,石ノ森 章太郎
→https://pspsps.hatenablog.jp/entry/2020/12/10/123000
■涼宮ハルヒの直観 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)
著者:谷川 流
→https://xxngxx.site/memo/post-376/
以上です。
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