映画『赤と白とロイヤルブルー』感想

原作既読です。ド名作だった!!!!

めっちゃ良かった……色んな意味で感動しました。
原作とガッツリ変えたな〜!?という部分もあったけど(それも本筋)2時間でよくまとまったな〜!!??のほうが上に来てる。
そこらへんは「気になる人は原作も読もう!」で良いと思うし。

いやー良い作品を見た……希望に満ちた素晴らしいお話だ………。

確かに連続ドラマだったらあそこらへんとかカットされたエピソードも原作通りに出来たかもしれないなあ…。

私は原作は様々なカルチャーや社会や世界史履修前提のウィットに富んだ小粋な言い回しの数々にイチイチ躓いてしまい、

「???どういう意味だ……?まあ読んでいけばあとでわかるか…(←比喩自体が意味のある会話になっているので、そこで理解しないとわからない)」

ってぼんやりしてることを繰り返してる内に読み終わってて、

「なんかすごいイイ話だったし主役二人のラブロマンスのターンはめちゃくちゃ萌え萌えだったけど、話としては字を読むのに精一杯すぎて大きな感動とかは無かったな。でもすごいことをやっているので希望が持てる話だったな」

みたいな感想だったんだけど、映画は(原作既読だからかもしれないけど)映像の力がでかくて、単語や言い回しがわからなくても今どういうニュアンスの話をしているのかがかなりわかりやすくなっており、エピソードカットにより厚みや深みは減少しているものの、大枠のテーマも感情に訴えつつ理性を伴いきちんと伝わってきてて、良かったな〜と思う。

まあだからこそこの実写で原作通りの話を見たかった部分もある。
小説ももう一回読んだら、実写が補助になり今度はもう少しスッと読めそう。

 

モノクロームロマンス文庫の『ロイヤル・シークレット』もカップルの片方が英国王子のBL(M/Mロマンス)なんだけど、こっちは作品全体から『王室萌え』のようなものが強く感じられ(まあそれはそれでストーリーとしては出来すぎなまでのハッピーエンドを迎えられて良かったんだけど)、赤と白とロイヤルブルーのほうは王室や制度への批判的な雰囲気があってそこはこっちのほうが好きだなと思った。

「王室の人間が考えを改める(もしくは最初から善良で家族思い)」か、「王室の人間は主人公達のことを汚点のように苦々しく思っているけど…(略)」かの道筋は違えど、どちらにも共通している結末の部分を思うと、日本とは違うな〜〜〜〜〜〜〜〜……………!!!!てなって本邦の諸々に絶望してしまう(希望のある物語で絶望するな…!)


『赤と白とロイヤルブルー』感想(ネタバレ)…これも外交ですか?
https://cinemandrake.com/red-white-royal-blue

“テキサス州をあんな雑に扱って済ますくらいなら、もっと物語として本気でピンポイントなクィアのイシューに言及した展開を見せたほうが良かったのではないか(例えば、ジェンダー・アファーミング・ケアを受けられずにアメリカのとある州で苦しんでいた子を、イギリスから専門家を派遣して助けてあげる…”

テキサスとかの現状を自分はよく知らなかったんだけど、バックラッシュ渦巻く現実とのブレが気になるところはあるんだよね。
でもだからこそ見た人に希望を抱かせてくれる力強い物語にもなってるんだろうなと思う。

翻って日本の現状は………にもなるけど……😞(政治の話をこれだけカジュアルに出来る土壌では全然無かったり…など…)

 

ていうかヘンリーの役者さんてシンデレラの王子の人だったんだね。全然わからなかった。
なんか桃井タロウの人に似てるなって思って見てた(???)

シンデレラ
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09D42TCR8/
この映画も楽しく見たやつです!

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