PDCAサイクルもどきで作る長編漫画のメモ

前世BLこと『生まれる前から××してる!』(以降『生前××(ホニャララ)』)は、最初から続き物の想定で描いています。
出来れば完成させたいし、どうせなら漫画が上手く*なりたい。
せっかく長期間を費やすのなら、PDCAサイクルに当てはめてやってみるのはどうだろう?

PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つの頭文字だそうです。
これを繰り返すことで仕事がレベルアップするらしい。

PDCAサイクルを元に、独自のやり方で進める予定なので、実際のPDCAサイクルに関する詳細は各自検索してみてください。

そんな大仰な(?)言い方をせずとも、普通に出来てる人も多いやり方なんじゃないかと想像します。
しかし私は漫画に対しては結構衝動的だったり行き当たりばったりな所もあるので、もっときちんと考えながらやることも必要だよな~と今更ながらに思った。人生に遅すぎることってそんなに無いからぁ…!

というわけでやっていきます。

Plan(計画)

まずは計画を立てます。短編であれば衝動の赴くままに描いてもわりとなんとかなる(ならないことも沢山ある)けれど、長編は勝手が違いそう。
今回は、趣味で読んでいたシナリオ術の本などを参考に、全体の構成を考えてから1話1話のプロットに着手することにしました。

漫画といえば、4コマ漫画のイメージもあって「起承転結」で作るものという考えがずっとあったんだけど、いつもとはちょっと違った構成にしてみたい。

ハリウッド映画などでよく使われてきた「三幕構成」を参考に考えていきます。

参考:起承転結ではなく、なぜ「三幕構成」なのか?
きちんと学びたい人のための小説の書き方講座/フィルムアート社 カクヨム

https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270/episodes/16816452219432122499

描きたい話とキャラクターと起こるイベント内容とテーマなんかを書き出し、それをざっくり三幕の部分に配置しました。
この時点ではまだ細部は細かく決まっていないけど、計画しただけで満足してしまいそうなので先に進みます。見切り発車とも言う。


エピソードの配置と照らし合わせて、ひとまず1話分のプロットとネームを作ったら、短編漫画を描く時と同じようにさっさと本描きに進みます。

ちなみに現時点(3話時点)ではこのやり方がそこまで上手く行ってる気がしません。うーん難しい。

Do(実行)

ここはひたすら作業するだけ。

ただし、あんまり行き当たりばったりではなく、次回以降のことも考えつつ少しだけ慎重にやる必要があるのかも?
そのため、原稿に向かってからも何回かネームを直しています。

それと、初回は久しぶりの原稿作業だったこともあり、上手く出来ない部分(反省点・改善点など)を意識しつつもその場では直さず、「次回に回す」つもりでメモに書き出して、あとはひたすら作業しました。

また、使用したフォントや素材、原稿ファイルの設定などをなるべく書き出しておくことにします。

原稿制作メモ

原稿制作メモ2

ちなみに今回最初から目標としていたのは「漢字にルビを振る」ことでした。
これプラスweb公開が前提のファイルなので、テキストのサイズを大きめにしてセリフの量を出来るだけ減らしています。
そのせいで意味の通じにくい部分もあるだろうから悩ましい。
その代わり(?)素材の力をふんだんにお借りしています。

少しは読みやすくなってるといいな。

漫画画像のALTについては考え中です。

Check(評価)

完成した漫画を作業環境以外のモニターから何度も確認します。
話の面でも作画の面でも、何故か描いてる最中には気付かなかったことが、急に気になるようになる。
以前この工程は、紙に印刷したものに赤ペンを入れてやっていたんだけど、スマホやタブレットなどから見てみても結構変な所が目に入ってくるっぽい。

3話のチェックリスト

スマホから見て気付いた部分をリストにして直します。
ページ数が多いと見落としも多くなるね。

何度か見直して大丈夫そうだと思ったので、webにアップしました。
漫画をサイトとクロスフォリオに上げて、ブログに更新記事を書いたり各種SNSにURLを張ってお知らせします。

基本は自分のために描いている漫画だけど、それはそれとして閲覧とかリアクションが頂けて大変うれしい。励まされます。ありがとうございます。

数字なんかは気にし始めると病むとわかっているので、目に入らないようにします。

ビジネスなどにおけるCheck(評価)と違って、あくまでも自分がどう思ったかを重点的に見ます。
何故なら私はどんなにド下手くそであっても自分の作ったものが大好きで、わりと何年経ってからもちょくちょく見返しては一人で悦に入るのが趣味なのです。


イマイチで気になった部分だけでなく、気に入ったり上手く行った部分なんかも書き出していきます。

Action(改善)

Dの実行で「次回に回そう」と思った部分や、Cでチェックした評価を元に改善案を考えます。

例えば、作画面の場合。自分の思い描いたような効果が上手く出せなかったとしたら使用するブラシの設定やトーン処理などを変える。あと普通にキャラクターの描き方をがっつり変えてみたりする。
一番思うのは「絵の練習をもっとするべきでは……?」なんですが。

メモ帳の写真

また、ストーリーなら、Pで計画した全体像と1話1話の整合性、テーマの絡め方などが上手く繋がるよう、次回のプロットやネームに盛り込んでいきます。

「最初の設定はこうだったけど、実際にキャラクターと物語を動かしてみるとそうはならないっぽいな…」という部分もわりとあるので、意外と見切り発車して良かったな~~~とも思います。そういう部分を掘り出すようにしてキャラクターもリアルタイムで形作っていきます。

設定はあるものの、「描いてみて改めてわかったけど、あなたにはそういうところがあるんだね…???」というかんじです。大丈夫か?

このやり方が今後どう転がるかはわからないので若干の不安もありますが……。

終わり

こうしてまたPの計画に戻ります。

確かに、これを繰り返せば、普通に作業だけするよりは経験値が上がりそう。

ちなみにこの記事も、まとめておけば後々なんらかの役に立ちそうな気がしたので、やっぱり自分のために書きました。

内圧を高めつつ*、こんなかんじで当分やっていこうと思っています。
『生前××』をよろしくおねがいします。


*1 上手く…あとで見返した時に自分が気持ちよく楽しめるような漫画が描きたい

*2 内圧…「桜井政博のゲーム作るには(YouTube)」より
内圧をカンカンに高める 【仕事の姿勢】

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