江國香織の「落下する夕方」を毎日寝る前に1章ずつチマチマ読んでいたんだけど、なんか好きだな……というかんじだったのに後半怒涛の好きすぎるんですが!!??をぶち込まれて大変だった。
めちゃくちゃ百合なんだよな…。
あと姉弟が………えっ姉弟……、何………??詳しく知りたかった。いやでもそこ詳しく書かないからこそなのか…。
女性キャラクターが男性キャラクターに「『強姦』してやる」という強い意志で襲いかかって拒否られて取っ組み合いになるのとかも良かったな。
オタク的な文脈(タグ付けとか)で逆レはよく見るし使うけど(そして好きだけど)性別問わず同意が無かったり強制だったりする性行為はレだから、これから自分が行おうとしてる暴力行為に対して「強姦してやる」て自覚的な女性キャラクターがなんか…良かったな……しみじみ…。
暴力行為や酷い行いをそうであると自覚して書いてる作品が好きすぎる。
そんな展開まったく予想出来なかったので終盤のとあるエピソードに関して作中のキャラクター達と同じような反応になってしまった。
構造的に一番最初の別れはあまりにも唐突なので、主人公視点では大変なことかもしれないけど読者的にはそんなに…だったのに、長い時間をかけて構築した新たな関係性への愛着の持たせ方とその突き放し方がアンバランスなのになんか巧みというかすごいすごくて最初の別れに関して主人公がようやく折り合いをつけて前に進み始めることができた清々しいラストなのにこちとらプラスアルファからの失ったもののが好きだったせいでこの胸に開いたデカイ穴どう責任取ってくれんの!?てかんじなんだけどまさに作中のそのキャラクターに対する周囲の気持ちをわからされたかんじになってしまって小説が…上手い……。
連載の形態?からもこれは章ごとに時間をかけて読んだほうが染み渡るような気がするなとか思って何日もかけてチマチマ読んでいたせいで本当に突然の展開に上手く受け身が取れなかったこと、私めちゃくちゃ物語に没頭していたんだな感がある。
江國香織の文章めちゃくちゃめちゃくちゃ好きなやつと全然頭に入ってこないやつがあるのなんで?
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