漫画『機動警察パトレイバー』を読んでるログ

パトレイバーの漫画を読んでるログです。ネタバレがあります。


■2024年10月26日

DMMで買ってあった機動警察パトレイバーを読み始めて今4巻が終わったところなんだけどおもしろ〜い!内海課長の輪郭が眼鏡のレンズの屈折で歪んでるのたまらん。絵と漫画がうますぎる。レイバーは格好良いし女性キャラクターがみんなメチャ良だ

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え待ってパトレイバー、98式の98って98年製って意味だろうから1998年の物語なのねとか思って読んでたけど、連載期間は1988年〜1994年で、つまり当時から見て近未来が舞台のSFロボット漫画だったんだな……!?

道理でなんか自分の知ってる1998年とは違うみがあるわけだ……いうて98年も今から見れば26年前とかになるのか…

今のところ「古臭え〜〜〜〜!!!!!(けどまあ昭和の漫画だから仕方なし…)」てなるポイントがあんまり無いから年代も引っかかることなく読めちゃってたんだな


‪■10月27日

巨大ロボット(レイバー)だけじゃなくて怪獣も出てきた!!!!お得!!!

9巻の表紙からして好きなんだけど、13号に電圧攻撃させないために水の中に飛び込んで自分を人質にする西脇さんが覚悟きまってて良すぎる。ていうかこのモグラ叩き作戦の真っ只中にASURAを回収するためグリフォンに乗った黒崎まで動いてるのむちゃくちゃワクワクする〜〜〜!!!!

漫画パトレイバー9巻のスクショ。作戦会議のシーン。

画像:ゆうきまさみ 著『機動警察パトレイバー』9巻より

これは萌え萌え4コマ。主人公とか主要キャラクターが登場しないようなこういうやり取りにも結構ゆったりコマ数使いつつテンポが良いの、かなり好きな味わいだ…

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ギャグ処理されがちな太田さんはともかく、メインキャラクターの中じゃ後藤隊長が一番“昭和”の男じゃないか……?という気がするのでいちいち警戒しながら見ている。

後藤隊長、見えてる部分だけを信頼していいならまあ特別好きではないけど嫌いになる理由も特にないみたいなかんじなんだけど、個人的に「飄々としてクレバーな判断が下せる昼行灯気取りの実は有能おっさんキャラクター」がすっかり警戒対象になってしまったため……。
キャラクターそのものな苦手というより世間*での受け取られ方が苦手で…。

内海は現時点ですでに最悪すぎてエッチだな〜☺と思ってるし、黒崎との関係性がちょっとエッチすぎんか〜〜〜〜????と思って萌え消費している。

絶対に見たがるであろう内海のために13号の特集ビデオ録っておいてあげる黒崎、萌えすぎ!!!!

黒崎が内海を裏切ることあったらさすがにショック受けるかも🥺


11巻〜12巻収録の『レイバーの憂鬱』、ちょっとすごすぎる…… MIU404の5話とかもそうだけどエンタメコンテンツで細部はドラマチック&コミカルにやりつつ社会に存在するこういった問題を真面目に取り扱う胆力というか誠実さがあまりにもすごい……

ここで描かれてる質感を私の場合たとえば20年前に読んだところで実感としては上手く理解できなかっただろうと思うのでそこもすごい…


えっパトレイバー、週刊少年サンデー!?!?!?

進撃の巨人と同じく女子の制服もズボンなところからして感動してたんだけど、少年漫画なのに(偏見)女性キャラクターがお色気とかラブコメ担当のサービス枠じゃなくてわりと厚みを持った人格のある一人の人間として描かれてるのも社会派な話をやる上でノイズになってなくて超良いな…。

「労働者や外国人の“男性”は人間扱いするのに女は人間じゃなくて単なる“女体.obj”なんだ…」って落ち込まなくて済むから(まあ番外編で水着の女見て「目の保養」とか言う程度はまあ…)

バド、帰る家の無い子どもを内海が拾ったとかでこんなに懐いてんのかな〜程度に予想してたらガチガチの人身売買被害者ぽくて泣いちゃった…😭性格も内海のオーダーに応じて躾けられたって闇が深すぎる…😭😭😭

ていうか自分の中に「巨大ロボットに乗って戦う少年少女」というテンプレート図式が存在してるからバドのポジションも「内海一味の天才少年パイロット」みたいなかんじで軽く流してたけど、そもそもよく考えたら子どもをレイバーに乗せるの駄目じゃんね!?て世界観だなもしかして!?俳優が役でレイバー乗るためにわざわざ教習通って免許取得する漫画だもんな!?う、うわーん!

でその話の裏(?)で黒崎がバドの拾ってきた犬猫の貰い手を探してるの、どういう気持ちで読めばいいんだ……

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篠原重工の献金疑惑で特車二課めっちゃギスギスしてるのに15巻の表紙だと遊馬が野明に壁ドンしてるの何何何!?ここから急にラブの話にでもなるのか!?って読んでたら全然ラブではないけどかなり必要な壁ドンイベントで真面目だった。

壁ドンてのはさあやっぱ根本的にはドキドキロマンティックなものじゃなくて相手を威圧したり追い詰めたりする効果を持つ非常に自分本位で攻撃的で失礼な動作なんだよなあ………!!!ということに自覚的な描写って好きすぎるから手を叩いて喜んじゃったよ。

レイバーの憂鬱で遊馬が「うちの会社も下請けの人達にこんなことしてるんじゃないだろうな…」みたいなことを言ってたので今後の展開で篠原重工が何か良くないことやってる話とかも出てくるのかな〜とは予想してたけど、警察と98式にガッツリ絡めてきてそのせいで若いみんなの正しくて繊細な心の部分が不安定になるのそう来たか……なんだよな…(つらい)

ていうか遊馬、「記事を見たら野明がショックを受ける」はそりゃそうなんだけど、ああやって隠し立てすることで野明を一人の大人として認めてないことになっててアチャーてかんじで、でも他の作品でも「酷い話は女こどもには内緒にして男達だけで解決しようとする(それが男の格好良さ)」みたいな描写は(バレて呆れられたり叱られるとこまで含めて)結構あるからそういうのかと思いきや、普通に遊馬自身が一番ショックを受けてて(そりゃそう)勝手にパターナリズムに手を染めて本人には怒られるわ上司にも呆れられるわで最終的に謝って反省までするの納得の行く繊細さで良かったな。

特車二課の青さとかまっすぐさとか正しさが献金疑惑で足元揺らいでギスギスになるのは見てて悲しかったんだけど、でも作中で何度も言及されるレベルで存在してるみんなのそういった性質の危うさと揺らぐことの大切さもやってるんだろうな… 野明の善良さとかまっすぐさがギスギス解決に寄与した部分もでかいし、そもそも読者は底から立ち直ってく様子をこそ見たいわけだしな

機動警察パトレイバーの漫画、あまりにもMIU404すぎる!!!ていうかMIU404がめちゃくちゃパトレイバーの系譜作品だったんだな!?そりゃ好きだよ!!

だんだん内海課長についていけなくなってる黒崎の構図、萌えなんですが…………!😊

でも内海、コイツがもし巨大SNSを買収したら(?)オモチャにして遊んでぶっ壊しまくって自分が飽きたらポイしそうだな(何もかも偏見すぎる)

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常日頃からバドに対して当たりのキツイ黒崎の態度がわりとでかめの失点となってバドが家出しちゃったの、愚か者の嫉妬によるゆるやかな崩壊みがあってじわじわ来るな…助かる…悪役でこれやられるとおいしい味する……

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ていうか野明が吐くほどショック受けたパレットのカタログをポテチ食べながら見る遊馬、大概では……!!!!?????そんなことない!!!???

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わりと好きだった熊耳さんがここに来て突然「愚かな女キャラクター」ムーブを見せてきたのでウッ………ウウッ……………!!!!て苦しんでたけど、内海からホテルを取るように言われて心象風景がえらいことになる黒崎にギャハハ……!!!!!😄😄😄てなったので「まあいっか♪」の気持ち

クソ野郎キャラクターがクソ野郎キャラクターに惚れ込んでるのはヒュ〜ヒュ〜🥳⤴てなるけど、真面目なキャラクターがクソ野郎キャラクターにこだわってるのを見ると「そんな男やめな………!!!!!!!!⤵」てなるから…

もしも香港時代にリチャードが熊耳さんを誘ってて、熊耳さんが内海一味のメンバーになってたとしても黒崎がバドにイライラしたようになんらかの歪が生まれていずれはハーレム崩壊してただろうな(言い方!)


野明がAVRを乗りこなせないのって、癖の強いマニュアル車を運転するのが好きだった人がオートマ車を運転することになって「自分の好きな『運転』とは別物だ!!!」てなってるようなものなのかな

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21巻読み終わり。さすがに最終決戦での相棒はイングラムだよなあ!!!???まあ内海の思惑通りにお膳立てされてるのはムカつくけど頑張れ野明〜〜〜〜〜!!!!
熊耳さんと黒崎が乗ってる車の空気悪すぎて笑った

全22巻読了。内海は一体誰に刺されて死ぬのかな♪(刺されて死ぬと思い込んでる)と思って読んでたけど、コイツか〜〜〜〜!!!!途中までは専務かなあと予想してたけど外れちゃったな。

ラスト結構バタバタしてて、えっもう終わり!?!?て寂しくなった。ほのぼの作戦会議にはたっぷりページ使ってたのに…😂
まあ結果だけ見ると納得&満足だったかな。過程も見たかったけど想像の余地とかあったほうが良いのもわかる。

野明と遊馬の関係が実はかなり好き(というか野明が良い奴で好き)なので最後普通に笑顔になっちゃった。

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読みやすくて面白かったです!!一気に読んじゃったからもう何回か読み返したいな〜


漫画のスクショ。内海の台詞「それに後藤という男はなかなか信用できそうだよ」「話をしてみた感じだけど、ギリギリまでこちらの演し物につきあってくれそうだ」「徳永専務よりずっと悪党だよ」「“こっち側”の人間さ」

画像:ゆうきまさみ 著『機動警察パトレイバー』20巻より

これはあくまでも内海の感想だけど、個人的には後藤隊長に“内海側”(悪党)の資質があるというのはかなりしっくり来る話だし、それよりもその上で警察という組織でまっとうな「大人」をやろうとしている部分が見て取れて、後藤というキャラクターに対する警戒心が解けたというか、自分の中では逆に好感度が上がったかんじのシーンだった

漫画のスクショ。酔っ払ってる野明。「あたしは立派な大人になりたいだけなんだ」

画像:ゆうきまさみ 著『機動警察パトレイバー』18巻より

わりと作中で何度も子どもだと言われてるし野明のここらへんの話が顕著に物語ってるけど、「大人(になろうと努力している)」主人公陣営と比べると結局、内海たちは自分本位で身勝手な「(悪い意味で)子ども」の集まりなんだよな……それはそれで面白いキャラクター造形で良かったんだけど、やっぱ主人公が応援したいタイプのキャラクターだと嬉しい。

漫画のスクショ。「へへーんだ、偽善のどこがいけないんだ。立派な偽善ができるような立派な大人になりゃいいじゃんか!」

画像:ゆうきまさみ 著『機動警察パトレイバー』18巻より

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これを週刊少年サンデーで描いたのが本当に偉い………まあ昔はわりと「ちゃんとした大人になろう」と呼びかけてくれる創作物って沢山あった気がするのでその流れなんだろうけど…いや、作家性かな〜〜〜〜!

‪■10月28日

ゴカム鶴見中尉の人たらしはやりたいことをやるために計算された“手段の”テンプテーションなんだけど、内海課長の人たらしは自然体で発動してる素のテンプテーションなのかなあ…。

イノセントな性質を付与されたキャラクターがわりとよく見せる種類の魅力だと思うんだけど、悪役おじさんがあれを素でやってたらそりゃアンバランスだろうし、まっとうに大人をやってる人からは「イカれてる」とまで言われるよな……

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「熊耳さん……何故…………」てつらい気持ちで読んでたら作中でも「彼女は何故あんなことを…」って言われてて、心の底から「ね!!!!!????」てなったし、そんなに内海のことが好きだったのかなあ……と思ってたら「内海はそんなに魅力的な奴だったのか?」みたいな台詞も出てきたので「本当になんだったんでしょうねアイツは………」てなった

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内海にあれだけ忠誠を尽くしていた黒崎が内海に置いていかれたの、正直たまらん〜〜〜〜〜〜〜!!!!🥳ヘキ〜〜〜〜〜〜!!!!!

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特車二課で地味に一番好きなの、野明を除くとひろみちゃんかもしれない。野明の当番代わってくれたとこいっぱい好き。

たっぷり楽しませてはもらったけど、もっと特車二課のみんなの活躍が見たかったなあ…あと整備士の人達も存在感あって良かったな、大事なお仕事だもんね。
本当、最初から最後まで「大人と子ども」と「仕事」をきちんと描いててすごかった…

「警察は風邪薬みたいなもの」の話も、この先にMIU404というドラマがあるのだなあ………と思えて本当に良かった… 『レイバーの憂鬱』はMIUだけでなくアンナチュラルの幸せの蜂蜜ケーキにも通じる労働者の話だった…

一話と最終話のタイトル良すぎるな〜〜〜〜〜!!!!!!しみじみ良い漫画だ……

西脇さんの執念と覚悟の決まったところ好きだったから、生きてて良かったものの、ここ何年かの記憶を失ってるみたいなこと言われてて複雑な気持ちになりつつウーム難しい…難しい話だな…………とか思ってたら、何巻かあとの背景の張り紙で行方不明になってるらしい描写があってびっくりした。その後どうなったんだろうなあ…

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