早く終わってほしい

最近のロスフラの周年イベストがつまんないのって、よく言えばダイジェストで悪く言えば作り手の創作ノートあるいはプロットの設定開陳でしかないからなんだよな。

▼5.5周年イベスト

マジでえ!!!!?????(ロスフラ5.5周年)
よ、良かったじゃん……

扱ってる出来事はやたらと規模が大きくて世界にとって重大だったりするらしいのに描写のチャチさからその重大さがちっとも伝わってこなくて置いてけぼり食らわされてるかんじ。

しかも毎回毎回旧人類の尻拭いネタで正直食傷気味だし。

独りよがりなストーリー(ストーリーにすらなってない、何故なら脳内設定の羅列だから)であっても演出やテキストにもっと魅力があればまだ引き込まれることもあるかもしれないけど、そういう色気も可愛げも何も無くてただ結末から逆算して決められた単語を並び立ててるだけ(これはメインストーリーにもよくあった)

今回(5.5周年)のイベントも演出とかテキストの描写に内容相応の厚みなんかがあれば私も賛否の賛の気持ちがもっと持てたと思うんだよな。

原作の貯金でも乗り切れないレベルで粗しか見えないのに、やってることが「原作ヒロインの自殺」だから本当にキツイ。
ぽっと出の「初めての友達」とスピード心中するの笑ってしまう。ギャグ漫画?

本当ならゲームソフト1本分ぐらいかけてやる内容じゃない……?外伝とかでさ。

テンポの悪い文章読むのは苦手だけど、舞台装置みたいなキャラクター達が設定をペラペラ喋ってるだけでもSuaraさんの曲さえ流せば泣けるでしょみたいな雑さも本当に嫌だ。

作り手の頭の中じゃ感動作なのかもしれないけどこっちには全然「感動」なんて伝わってこなかった。
自分に酔ってんじゃねえぞ……!!!!としか言えなくなる。
課金圧ばかり高めておいて独りよがりのシナリオやめてもらっていいですか???

ぶっちゃけ原作三部作もシナリオはわりと粗だらけだったけど、テキストに魅力があったしじっくりしつこく何度も描写することでプレイヤーを世界に引き込むだけの魅力があったし、ゲーム部分の演出も上手く噛み合っていたから飲み込めた部分も多かった。

ソシャゲの場合、大規模な出来事を扱うにはその全部が噛み合ってないし足りてない。
逆に小規模な出来事を描写するイベントは面白いものも結構あったから、今回のイベントがクソつまらなかったのは媒体のミスマッチさもかなり大きいと思う。

小規模な出来事であってもウルカルイベントみたいに雑に進めて雑に締められたんじゃつまらないしたまったもんじゃないけど…。

ライコウイベントが一番良くて、2周年のジュウニイベントもかなり良かった。ここらへんは原作での描写で補正がかかっていたことも大きいと思う。
あとメインストーリーのヒエンに関するところとか、最近だと2月のベナウィとクロウのシナリオとかはテキストにも魅力があったように思う。
これは好みの問題かもしれないけど、ひとつひとつが丁寧というかシンプルに上手くてすごく良かったんだよな。

「小さい事件でもおおごととして深く踏み込んで書くとめちゃくちゃ面白い」というのは純文学や少女漫画を読んで知ったことだけど、「大きい事件を浅く狭く小さく書くと死ぬほどつまらない」ということをうたわれるものロストフラグには教わった気がする。

モモとゼイリブとソシャゲ

“ いまではもちろん、いぜんのようにたえず新しい話のたねを考えだすことなど、とっくにあきらめていました。そんなひまはないのです。そこで、思いついた話のたねをうまくやりくりして、経済的につかうことにしました。たったひとつのたねから、五つものちがう話をこしらえあげることだってあります。

 でもこうやってみても、ますますふくらんでくる需要にはまだ追いつけないという事態になってきました。そこである日、ジジはゆるすべからずことをしてしまいました。モモだけのためにつくってあった物語のひとつを、話してしまったのです。

 でもこの話もほかのとどうよう、みんなはよく味わいもせずのみこんで、またたちまちわすれてしまいました。そして、あとからあとから話を要求するのです。ジジはすっかりこのめまぐるしいテンポにまきこまれて、立ちどまって考えなおすいとまもなく、モモのためだけにとっておいた物語をつぎつぎと話してしまいました。そしてついにさいごの物語を話してしまったときには、きゅうにじぶんのなかがからっぽになり、もうなにひとつ考えだせなくなっているのを感じました。

 でも、成功に見はなされるのがこわくてたまらなかったジジは、こんどはいままでの物語をぜんぶもういちど話すことにしました。ただ新しい題をつけて、内容をちょっぴり変えただけです。でもおどろいたことに、これに気がついた人は、ただのひとりもいないようでした。いずれにしろ、これで注文がへるようなことはおこらなかったのです。”

〜ミヒャエル・エンデ 著/大島かおり 訳 『モモ』(岩波少年文庫)より引用〜

ソシャゲ化と聞いた時にこういうことになるんだろうなとは思ったけど、もう本当の本当に駄目なのかもなー

「最近のロスフラはクオリティが低すぎてヤバい」しか言ってない気がしてきたな。

だから変なふうに無理しないでもう少しひとつひとつの作品にじっくり向き合ってちゃんと丁寧に扱ってほしい…。

こんな目に見えてクオリティがガタ落ちしてるってことは現場は大変なことになってるんじゃないか……?とか思っちゃうな。

健康で長生きして面白いゲーム沢山作ってほしいんですけど……(こういうこと書くから「母親ヅラ」とか言われるんだろ)

良かれと思ってやったことが盛大に滑ってるのを見るのがしんどいタイプだから、ロスフラの今回のイベントが
「うたわれるものシリーズはそろそろ畳むので、せめてその前に人気キャラのふた白エンディング後の姿を一部だけでもファンのみなさんにお見せしたい!尺は少ないけど、日の目を見ないよりずっといいよね…!みんな見て!これがクオンの旅路の果てだよ…!😊」
ってかんじで良かれと思ってお出しされてるとしたらあまりにも切なすぎる。

「ファンサービス」的なものがズレてるのは偽白の頃からずっとだしな……。

ものを作るのって本当に苦しくて大変だし、特に商売なんだから作り手は出来上がったものをユーザーのみんなにも勿論喜んでほしくて作ってるに決まってるじゃん……それなのにこんな酷いものが………何故……つらい……。

私ももっと素直に面白さだけを受け取ってあげられるプレイヤーなら良かったのにな 厄介オタクで本当ごめん!!!!そろそろ執着するのやめようと思ってるからまあ…。

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