カタカナ名の登場人物が一気に沢山出てきてわかんないよ〜〜〜!!!!て泣きながらメモ取って時間かけて一生懸命読んだ。
以下ネタバレ。
何故かうみねこのなく頃にとか魔法使いの約束とか仮面ライダーアギトのネタバレにも触れている。

古典名作ということで、今ではジャンルのお約束みたいになってる嵐の孤島に閉じ込められた無関係の人物達、人形やわらべうた(?)に見立てた連続殺人事件クローズドミステリーをめちゃくちゃ丁寧にやっててそのことにツッコミも入らなくて逆に新鮮で面白い〜。
これ出た当時は絶対すごいびっくりしたでしょみんな…今読んでも面白いもん。
原著が1939年(昭和14年)発行ということもあり、変更されたらしい固有名詞など含めて様々な差別的表現がナチュラルに出てくるけど古典なので最近の作品でド差別してるやつよりはあんま気にならなかったな…(もちろん差別は良くないのでやめていこうというのは大前提として)ひたすら時代………てなってた…。
途中までモノローグが出てこなかったので執事が怪しい!!!とか思ってたんだけど、突然モノローグノルマを達成して頭に斧を受け爆速で死んでしまったのでエー!?てなっちゃった。
私の基準では青年マーストンかなりの大悪党なのになんで第一の犠牲者なんだ!?と疑問に思いつつ読んでたら、「マーストンはナチュラルサイコパスポジティブくそ野郎すぎて追い詰めても恐怖とか反省とかしなさそうだから早めに殺した」とのことだったのでなるほどですね………。
人生イケイケのハンサムくそ野郎キャラクターがメチャクチャになるとこ見たかったよクリスティ先生……(イケメンくそ野郎キャラクターだ!コイツに注目して読も!とか思ってたら酒飲んでむせてさっさと死んだのでそんな……になった人)
そんで読んでて一番興味持てない奴が犯人だったので意外だった!
個人的に爬虫類みたいな顔する権力者のエラソーじいさんに興味が持てなくてさ……。
なんなら判事と将軍の見分けついてないとこあるから間違って認識してるかもまである…いや将軍は醜い嫉妬心から愛する妻と可愛い部下を失うことになったエゴエゴ野郎でかわいそ可愛いところあったような気もするな…。
死んだふりとか共犯みたいなことはあるだろうな〜と思ってたけどやっぱ死亡確認は赤字で宣言してほしいよな!!!(うみねこ)
あの段階で判事にコロッと騙される医者ちょっとしっかりしてくれとは思った。やはり権威…!社会的立場…!
赤字もだけどうみねこにおける探偵権限の無い古戸ヱリカのダイナミック死亡確認(検死の正確性が曖昧な場合、遺体とされているものの頭部をグチャグチャに損壊してもう一回確実に殺しておく)て酷くて面白すぎるな……と改めて思いました。
ていうか読もうと思ったキッカケのひとつにうみねこのなく頃にがあるんですけど最後まで読むとかなりメチャクチャうみねこだったので、うみねこってこんなにそして誰もいなくなっただったのか……てびっくりした。
シチュエーションもだけど概念が……こう…メッセージボトルが……めちゃくちゃ猫箱で……!!!
たたみかけるようなラストの開示パートというか犯行告白のメッセージボトルの内容がメチャクチャ独善的かつ行動力のある異常者で面白かった。推理とかよくわかんないしミステリーはここが一番面白いな。
正義中毒みたいな言葉が使われる場面、そもそも正義じゃないだろ💢💢💢というケースが多すぎて嫌いなんだけど、コイツはなんかそれに近いながらもちょっと別のヤベー奴だったな…。
でも爬虫類みたいな顔する権力者のエラソーじいさんキャラクターにあんま興味持てないんだよな…(2回目)
メッセージボトルを読んでから判事のキャラクターとか動向に注目して見返すとまだ面白いかも。
金田一少年の犯人達の事件簿みたく駆けずり回る判事とかはちょっと見たい。
本編とボトルメッセージに挟まれた部分、警察の人達の捜査?会話パートも好き。
世間からの評価がいかに当てにならないのかという話なのか犯人の認知の歪みがヤバすぎるのか被害者達も実際それなりに反省してたりしてなかったり(してない)…という話なのかのバランスがマジでうみねこだったな……。
途中ロンバードとブロアのやり取りが極限ホモソーシャルBLみたくなったので喜びました(どうせコイツらも死ぬんだろうしな!☺ニコニコ…☺)
そういえばロンバードの表記がフィリップになる時があって、カタカナ名覚えられない私は「誰よ!!!!!!」てキレました(ブロアが偽名使ってたことにもキレた)
私が読んだのはクリスティー文庫のやつだったんだけど他のは違うのかな!?
読んでる間ずーっと「誰も人形を隠したり壊したりはしないのか!?」ということが気になって仕方なかった。
恐怖や怒りに駆られた人が暴れたりして人形を壊したら犯人は見立て作業どうするつもりだったんだろう。
いやそもそも人形ってどうやって保管されてたんだっけ……?あんまり厳重だと見立ての犯行フットワーク重くなりそうだし軽すぎても壊されそうだしで謎。
でもまあたとえ上手く行かなくてもうみねこ式ボトルメッセージだと思えば犯人も自分にとって都合の悪いことはあえて書かなかったのかもしれないね…。
缶詰、たしかに日常時というより基本的には非常時の食糧という食品ではあるけれどこんなに不味そうな缶詰もすごいな…。すごい不味そうな牛タンの缶詰…。
ピストルの隠し場所、缶詰の形が上手く想像できなくて、要するに缶詰という形の『封印』概念なんだな!!!!という理解で終わった。
手付かずの瓶と同じく、封印されてると見せかけてテープで貼り付けてあっただけでした的な…。?
*
そして誰もいなくなったという作品、犯人がオーエンという偽名を使ってることだけ知ってて、まほやく繋がりもあって(読もうと思ったキッカケのひとつが魔法使いの約束なので)へ〜!これが元ネタですか〜とぼんやり読んでたら急にカインが出てきて刺されたので思いっきり「え!!!????」てなっちゃった。
え!!!!?????だから眼球が……?!!聖書も読まなきゃいけないかんじ………?(まほやくの話)カインの刻印が???マジで……??それってフェアネスな一般教養なんですか!?
でもアギトも神話だしな……(仮面ライダーアギトの話)意外と常識なのかも…。
アンノウン(オーエン)、そこら中に居すぎ!
面白かった〜。
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