覚書@てがろぐ

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見える子ちゃん
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お、お、面白かった〜〜〜……!!!(原作未読)(前情報無し)
出張漫画編集部は一番はアオモク(青田買い目的)なんだろうけど、「持ち込むのは二次創作でもいいしプロ志望じゃなくてもいいですよ!」って建前が一応あるのは漫画作る人全体の底上げになってて良いな〜と思ってる。

漫画の描き方とか創作術の本を読むのが趣味なのでわりと読むんですが、どうしても「人気作家になるためには」とか「プロとして売れるためには」という視点が強いから、もうちょっとこうなんか趣味だけのやつもあってほしいなあと思う。

キンリミにあるけど、同人女の感情シリーズ を描いてる真田つづる先生の『いまからまんがを作ります。 』は「プロとしてやっていくためには…!」ではなく、自分の中にある表現したいパッションをどうやって漫画という形に出力するかの話をずっとしていて良かった。
ずっと創作同人が好きだったから、最初のポストで商業作品の宣伝であることを明かさずに「◯◯が××した話(1/n)」フォーマットを使ってツリーにして1話分載せて、最後のリプライで単行本販売ページなどへのリンクを貼るやつが嫌いなんだけど、最近は無料分の最初の数ページだけツリーにして載せて残りは掲載されてるサイトに誘導するやつもページを捲るのが二度手間になるから嫌いだ…これがストレスで # 漫画が読めるハッシュタグ を付けてるやつも見なくなってきちゃった。

コミティアとか文フリとかも商業ぽさが強くなってるみたいだからそりゃSNSもそうなるよなとは思うんだけど、創作同人の牧歌的な雰囲気が好きだったからあのフォーマットを使った商業作品の宣伝で掻き消されちゃったのすごい残念だったんだよな…。

憎い……行き過ぎた資本主義と新自由主義が………。
稲田 豊史 著『映画を早送りで観る人たち〜ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形〜』
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「そうかな……?」と思う部分もあったけど、概ね「なるほどな〜…!」と思う内容で興味深くて面白かった。作品への触れ方は時代やその人の生活スタイルや性質なんかに合わせられるよう多様なほうが良いと私も思ってるんですけど(本の中でもそういう話をしている)、倍速視聴でもかじりつかなきゃ話題に乗り遅れてしまうという不安を抱えてる今の若者の大変さを思うとちょっとしんどい。あと失われた30年の影響がここにもあるのかとか。

作品を体系的に観ることをしないのは今どきの若者だけでなく、中年になった自分もそうだな〜。
昔は気に入った作品の作者は調べられるだけ調べて過去作や次回作にも注目したり、漫画だったら同じ掲載誌の作品も一緒にチェックするかんじだったけど、今は作品は作品単体だけで楽しんで終わらせてしまう。
作品も情報も溢れてるから、ネットの無い時代のような入れ込み方をするのは逆に難しい。

自分が年を取って衰えてきたからそういう深堀りが出来なくなったのかなとも思ってたけど、可処分時間は減ってるのにコンテンツで溢れかえってる今の時代に昔の「マニア」みたいな掘り方するのは難しいよなあ…。

推し活とか、「良い感想だけを言い合う」ことばかり重視して、評論や批評に対する忌避感が強いというのも様々なファンダムで死ぬほどよく目にする光景だ。
ポジティブなことしか認め合えない環境で、たまにネガティブなことを言われたりすると異様なまでに傷ついたり攻撃的になるのはむしろ多様な他者の意見を認めて個性を尊重し合うのとは真逆の「不寛容」な姿勢なのでは?という話は確かにそうだよな〜と思ってしまった。

ただ最近、桜庭一樹先生の『読まれる覚悟』 を読んで、当たり前だけど批評とかも社会や時代から逃れることは出来ないわけだから、より良くあろうとする人達の頑張りによって少しずつアップデートしている部分もあるんだなということを改めて知ったばかりなので、今後もし「オタク」に揺り戻し的なことが起こった場合、心酔して熱狂するばかりの推し活ムーブメントが批評的な精神と融合していくケースもあったら面白そうだな〜と思った。
『虚構推理 忍法虚構推理』(城平 京,片瀬 茶柴)|講談社
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原作新刊出るんだ!!!!! 10月15日ね!!!!やった〜!