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竹田人造 著『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g... 
SFマガジンBL特集に載ってた『ラブラブ☆ラフトーク』が良くて気になっていた著者の本。専門的な部分は難しくてよく解らなかったけど内容はいかにもエンタメ!てかんじでキャラクターの掛け合いなんかも良いもんだから勢いで楽しく読めた。
ライトな読みやすさに加えてAIとか新しい技術、それらを扱う人類や社会に対する複雑な眼差しが感じられて独特の味わいになってる。まあヤクザとか出てくるしな…。

しかしタイトル、
【原題】『電子の泥舟に金貨を積んで』←なんか格好良い、内容が気になる。
【改題】『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』←だせえ!AIとか流行ってるからタイトルに人工知能って入れとけばいいと思ってる系?自分が求めてる内容ではなさそうだからスルー。 ってならない?(なる)
たしかに読み心地というか小説の雰囲気は「人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル!(誰でも真似できるとは言ってないし別にマニュアルではない)」てかんじのわりとガバガバ部分あるエンタメライトSF小説なんだけど、鬱屈した技術者の視点で語られるAIの現在と未来には、どん詰まりの閉塞感(とそれを無理やり大金で吹っ飛ばそうとする勢い)が存在しており「電子の泥舟に金貨を積んで」という雰囲気がピッタリだったので、タイトルは『電子の泥舟に金貨を積んで〜人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル〜』とかにすれば一番良かったんじゃないか?(チー付与?)

この前たまたまタイトルに惹かれて読んだ『君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした』は原題が『透過色彩のサイカ』で、これだと私は多分読まなかっただろうなと思うから、本になる時の改題もまあ色々あるよね